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佐々木愛美編作曲 作品紹介


平成24年3月4日発売
佐々木愛美作品集 first album CD
【ねむのお里】



§竹田幻想子守唄
 (平成16年2月25日)


私の大好きな中国の古箏奏者の奏でる曲の中に、
この「竹田の子守唄」がありました。
なんともせつなく、哀愁を帯びたこの曲の旋律を、
十七絃で演奏することは出来ないものかと、
生まれて初めて編曲に取り組みました記念すべき処女作品です。

初めにこの曲を作りました時は、十七絃による3パートで編成致しましたが
平成23年に、より多くの方に演奏して頂けるようにと、
お箏2パートと十七絃1パートに書き換えをし、新しく生まれ変わりました。

【編成】 ・第一箏 ・第二箏 ・十七絃 ・尺八

試聴:「竹田幻想子守唄」




§十七絃による ロシアの大地
 (平成18年3月16日)


ロシア民謡の「ヴォルガの舟歌」と「ポーリュシカ・ポーレ」との曲の間に
ルーマニアの作曲家イワノヴィッチの有名なワルツ
「ドナウ河のさざ波」を組み入れてみました。
ヴォルガ河に荷を満載にした船が浮かぶ・・・。
そして船引き人夫達は綱を身に巻きつけて、満身の力をこめてそれを引く。
地底から湧き上がってくるような十七絃の響きは、
まさにそれを表現してくれます。
「ドナウ河のさざ波」は皆様ご存知の美しいワルツの調べであります。
十七絃と筝の旋律の中を自由に流れ遊ぶ尺八の音色は、
あたかも川面を渡る涼風か、さざ波のきらめきか・・・。
そして3曲目に「ポーリュシカ・ポーレ」。
ロシア語で「草原よ、草原!」という意味です。
筝・十七絃・尺八の3つの楽器が織りなす音色とリズムの彩りを、
お楽しみ頂ければ幸いです。

【編成】  ・筝  ・十七絃 第一 ・十七絃 第二 ・尺八

  試聴:「十七絃によるロシアの大地」より「ポーリュシカ・ポーレ」




§想い出をあなたに・・・
 (平成20年8月28日)


昔の映画音楽で心に残る作品が数多くある中、
私の好きな曲をアレンジしてみました。

1970年 アメリカ映画「ある愛の歌」
1966年 フランス映画「白い恋人達」
1959年 ギリシャ映画「日曜日はダメよ」

【編成】 ・第一箏 ・第二箏 ・十七絃 ・尺八
      ・打楽器(なければ省略可)

 試聴:「想い出をあなたに・・・」より「日曜はダメよ」




§雅なる堺
 (平成21年10月20日)


私の所属しております堺三曲協会が、
平成22年に創立60周年を迎えます。
そしてこの60周年を記念致しまして、
協会を讃える曲を作りたいと仰る宗家の思いをお受け致しまして、
この度、曲を手掛ける運びとなりました。
「もののはじまり なんでも堺」と申しますように、私達の住む堺の地より発祥し、
全国へ広まったものはたくさんございます。
「技と心を今に伝える…」そんな私達の誇りでもあります「堺」を題材に、
とても楽しくて、雅やかな作品に仕上がったのではないでしょうか。

【編成】 ・第一箏 ・第二箏 ・十七絃 ・三絃 ・尺八
      ・打楽器(なければ省略可)

 試聴:「雅なる堺」




§春うらら
 (平成22年1月20日)


おひなまつりの季節にイベントの出演依頼を頂戴致しまして、
その時に、おひなさまの時季にふさわしい曲を自分で作ってみたらどうかしら?
と思いましたのが、編曲のきっかけとなりました。
「うれしいひなまつり」の曲を編曲致しましたこの曲でございますが、
第二箏は、低音を用いておりますが旋律を奏でておりますので、
お箏を習い始めたばかりの方にも、
とてもやさしく楽しんで弾いて頂けるのではないかと思います。
そして第一箏の手は、少し難しく中伝級で、
第二箏の旋律をより引き立てるメロディーを奏でます。
桜が優しく風に舞う風景を想像してみましたり、
また日本伝統のお雛様の雅やかさ、
そして最後の四番は『少女自身もお着物を着せてもらい、とっても喜んでいる』
と言うワクワクした気持ちをメロディーにしようと思いまして、三拍子を用いました。
十七絃やお三絃、尺八と一緒に演奏致しますと、
より華やかなひなまつりになります。

【編成】 ・第一箏 ・第二箏 ・十七絃 ・三絃 ・尺八

 試聴:「春うらら」




§ねむのお里
 (平成22年8月5日)


作詞 佐々木洋子 作曲 佐々木愛美
第1回 全邦連主催 和楽器による
作詞・作曲コンテスト 佳作受賞作品


ねむのお里の子守唄
夜風が揺する ゆりかごに
月の光の優しさは ねんころり
夢のお国へさそいます ねんころり

ねむのお宿の子守唄
遠く聞こえて うとうとと
流れた星のゆくところ ねんころり
夢のお国のあるところ  ねんころり

ラーララ ラララララー
ラーララ ラララララー
夢のお国で見た夢は ねんころり

ねむのお花の子守唄
うす紅色の やさしく咲いて 葉は眠り
ねんころり ねんころり


あるお方より【作詞・作曲コンテスト】が開催される事を教えて頂きまして、
是非私もチャレンジしてみようと思いましたのが、そもそもの発端でございます。
コンテストの募集要項と致しましては
【邦楽愛好家が弾いて歌って楽しめる作品】
と言うものでございました。
私のこの作品は楽しめる?と問われますと、
少し主旨からは逸れてしまうのかもしれませんが、
しかし日本で歌い継がれております【子守り唄】と言うのは、誰もがつい口ずさみ、
懐かしくて優しくて、気持ちが穏やかになります。
そんな誰もが親しんで下さるような子守り唄を作りたいと考えたのでございます。
私の生徒さんの中にも、ご結婚をされ、そしてご出産されて、
小さなお子さんを抱えながら今もお稽古に通って下さる方々がおられます。
そんな方々のお子さんへのプレゼントと言う思いもございまして、
この【ねむのお里】を書き上げました。

【編成】 ・第一箏  ・第二箏  ・十七絃

 試聴:「ねむのお里」




§春、夏、秋と祭りと(平成25年4月)
作詞 佐々木洋子 作曲 佐々木愛美

一、春は吉野の山桜 おぼろ月夜は八重桜
  醍醐の花見は矢がすりの 女に添えたるしだれ花
  桜吹雪の 桜吹雪の 絵巻の中に
  昔なつかし人想ふ 人しのぶ

二、夏はやぐらの笛太鼓 盆の祭は人の波
  灯籠流しか蛍火か 揺れるともしび今昔し
  団扇片手の 団扇片手の 着流しに
  昔なつかし人想ふ 人しのぶ

三、秋は紅葉の葉の色に 燃える心を偲ばせて
  鎮守の杜は秋祭り 豊年踊りに稲穂ゆれ
  幼な心に 幼な心に 映る絵は
  昔なつかし人想ふ 人しのぶ


【編成】 ・第一箏 ・第二箏 ・十七絃 ・三絃 ・打ち物

日本では、四季折々の祭りが各地で行われます。
日本の春と言えば、桜が美しく、
夏は各地で盆の祭りが開かれ、
秋には豊作祈願もございます。
そんな歌をうたった詩に、馴染みやすいメロディーをつけました。
祭りの雰囲気をイメージして太鼓やパーカッションを組み入れております。
また、関西地方(大阪)で演奏される際には、
『大阪じまん』と言う歌詞に置き換えて唄われても楽しいかと存じます。

 試聴:「春、夏、秋と祭りと」




§追憶
 (平成26年3月21日)


  作曲 佐々木愛美
  第5回 全邦連主催 和楽器による作曲コンテスト
  佳作受賞作品


【編成】 ・箏 ・十七絃 ・尺八

故人との想い出を偲んだり、過去の出来事を思いやる「追憶」という言葉は、
切ない響きに聞こえますが、大切な人を亡くし、
その方への思いや想い出がいつまでも心の中で生きている、
温かい言葉でもあります。
そんな想いを、箏・十七絃・尺八の三重奏で表現してみました。

 試聴:「追憶」



§桜・七変化
 (平成28年11月29日)


日本を象徴する花、さくら…。
軽快な三拍子の前奏から始まる『桜・七変化』は、
「これから皆様を、美しい桜の世界へ誘いますよ…。」と語り
かけます。そして終曲までそのメロディの中に、日本古謡の
さくらさくらが、常に見え隠れします。
ひと花 ひと花を手に取って見ると、可憐で優しさに溢れていますが、
満開の桜はとても華やかで、迫力さえ感じられます。
色々な種類の桜もあれば、昼と夜の顔も異なるさくら…。
 花の寿命は短く、けれどもその短い命の中には
、もっと咲いていたいという願いや、散りゆく儚さが偲ばれます。
さくらは最後に、自分の持つ力を存分に出し尽くして咲き誇り、
「その春の花の一生を終える」という様を描いております。

【編成】 ・第一箏  ・第二箏  ・十七絃 ・三絃 ・尺八

 試聴:「桜・七変化」



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