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平成24年1月29日 淀の会新春お弾き初め会


毎年、1月末の休日を予定致しております【淀の会新春お弾き初め会】。
一年を通しまして、数多くステージを踏ませて頂く私たちでございますが、
人数的なことや、それぞれのご予定がございまして、
なかなか会員一同が揃っての行事というものは難しいのですが、
この年頭のお弾き初め会には、出来るだけ多くの会員が集い、
皆で演奏し、今年一年の祈念を致します。

今年も、お子様方の演奏がありましたり、昇格披露曲が3曲もございましたり、
また、【淀の会滋賀支部】からも新人の生徒さんがご参加下さいましたりと、
ますます賑やかな淀の会に、「バンザイ!」でございます。

それでは平成24年度、【淀の会新春お弾き初め会】を始めさせて頂きます。

毎年のように、開始時間の約3時間前より、各係りごとで集合をかけまして、
準備に取り掛かります。

【接待係り】の皆様は、ご来賓下さいます尺八先生方のお茶や、
会員の皆様のお茶やお食事のご用意を、素早く行って下さいます。




演奏の前に、腹ごしらえを・・・と、ご準備下さるお食事の数々・・・。

【舞台係り】の方々は、ステージを作る前に、細かい準備が色々とあるのでございますよ。

こちらも立派な準備でございます。
ドアが閉まらないように、引っ張っておく「紐」を編んでおりますの。




そして、皆さんがお揃いになられましたら、
責任者中心に、ミーティングが行われます。


最近の淀の会には欠かせない打楽器の準備も、しっかりと行って下さいます。



また、毎年ステージに飾るお花を活けに、お越し下さいます孫弟子さん。
とっても素敵でございましょう。


総務の方も、宗家先生から送られる記念品の段取りに、お忙しそうでございますね。


別のお部屋では、お調絃係りの方々が、準備に追われておられます。
今日一日、皆様が演奏されるお箏のお調絃を、全てとられるのですものね。
大変なご苦労だと思います。





そんなこんなで、各係りの方の準備が整いかけました頃には、
宗家先生がお見えになり、皆様でご挨拶を致します。

「私たち、宗家先生のお迎えです」




さてさて、ここよりステージ会場に移りまして、皆さんで準備に取り掛かります。

主に、舞台係りさんが中心になりまして、ステージを作って下さいます。





その後には、音響係りの方々が、マイクのテストを致します。
いつもこの音響で失敗してしまうのですよね〜。
今日はうまく出来るといいですね。







それでは、本日の1曲目、宮城道雄編作曲【北海民謡調】でございます。






盛大にオープニングを飾りましたあとは、可愛らしいお子様のステージをご覧頂きます。
宗家先生が、小さなお子様でも楽しんで弾けるように・・・と、
『めだかのがっこう』と『むすんでひらいて』を編曲して下さいました【童謡二題】でございます。

ステージ前の意気込みでございます。


お2人とも、1年前のステージに比べますと
大きく成長され、ご自分できちんとお箏を弾けるようになられましたね。

それぞれに、お母様、おばあちゃまと一緒にステージに立ち、立派に演奏する事が出来ました。

今年のお弾初め会には、4歳四ヶ月になる娘と舞台に立たせて頂きまして、
宗家先生、愛美先生、清水先生、淀の会の皆々様、
そして温かく見守ってくださいました尺八の諸先生方、本当に有難うございました。

昨年は3歳でしたので、娘の隣に一緒に座って手を持っての演奏でしたが、
今年は宗家先生から「一人で弾くのよ」とお聞きし、自分が演奏する北海民謡調や編曲八千代獅子よりも、
娘と出る童謡の舞台の方が気になって気になって、今日のこの日が来るまでとてもとても不安でいっぱいでした。

ちゃんと弾けるのか、間違っても嫌にならず最後まで弾き通すことが出来るのか、
そして「礼!」と号令がかけれるのか・・・それはもう親として不安なことが沢山ありました。
でも、リハーサルの時に宗家先生が
「間違ってもいいのよ。一人で舞台にあがるということ、間違っても弾くということに意義があるのよ!」
と仰って下さり、少しは不安も軽くなりましたが、やはり家で練習していると
「出来ない!弾けない!」と泣き泣き練習をする日が多々ありました。
12月から、娘は清水先生に手ほどきを受け、家では親の私が練習を見ました。
2ヶ月しかなくて大丈夫なのかな?と思いましたがそこはやはり子供で覚えは早かったです。
昨年は手を持たないと弾けなかった子が、今では一人で弾けるようになって・・・
本当はそれだけでも私はうれしい事なのですが、でも娘は間違えることが嫌らしく、
完璧に弾きたいみたいでした。横で絃を指差ししてあげると間違えずに弾けますが当日は一人です。
指差しなしで弾けるのか・・・娘も不安だったのでしょう、
お弾き初め会一週間前から自ら進んで幼稚園から帰って毎日練習しだしました。

でも、当日はニコニコ舞台にあがってくれて、号令もかけ、間違いながらでも弾き、お遊戯もして、
またすぐに弾く、間違いながらでも最後まで弾けたこと、よく出来ました!と褒めてあげました。
そして宗家先生からの温かい拍手と、会場の皆様からも沢山の温かい拍手が頂けてすごく嬉しかったです。

このような機会を毎年あたえて下さる宗家先生には、とてもとても感謝しております。
この機会を通し、私は我が子と共演出来る「嬉しさ」と「難しさ」を
宗家先生が教えて下さっているのだと感じております。
私も宗家先生のように、娘、孫、といつか共演出来たら・・・、
という新しい『夢』を毎年思い起こさせて頂ける機会になっております。

この度、宗家先生には大変貴重な機会を与えて下さいましたこと、そしてご指導下さいましたこと、本当に有難うございました。
そして温かい拍手を下さった会場の皆々様方、本当に有難うございました。
娘の小さな胸にも確実に刻まれた一日でございました。
(和泉市在住 S.O 平成元年入門)



昨年のお弾き初めから早1年が経ち、
宗家先生から孫の出演をどうされますかと尋ねられた時に、
躊躇なくお稽古していませんのでとお断りいたしました。
ところが家に帰って孫に話したところ、どうしても参加させて頂きたいと申しますので、
宗家先生にお願いして今回の舞台に出させて頂きました。
いざ、お稽古を始めると遅々として進まず、短時間しか座ることが出来ず、
うまく弾けないと悔しくって泣き出す始末でした。
宗家先生の「うまく弾けなくてもよいのよ。挑戦することに意義があるのです。」
とのお言葉に甘えさせて頂き当日を迎えました。
昨年は、お琴を弾くことができずにトライアングルで出演させて頂きましたが、
今年は何とか間違えながらも最後まで元気に弾くことができました。
お弾き初め会は皆さんが頑張ってこられた1年間の成果をご披露される場でありますのに、
初心者までもいかない孫と、つたない私を温かく見守って舞台に立たせていただき、
宗家先生、愛美先生、淀の会の皆様に、感謝の気持ちで一杯でございます。
孫はこれからもお稽古を続けたいと申しておりますし、
私も教えることの楽しさ、難しさを知り、
将来子どもたちにお琴を教えたいという夢を持つことが出来た記念すべきお弾き初め会となりました。
宗家先生、愛美先生、淀の会の皆様、
そして舞台をご一緒させて頂きましたOさん、Sちゃんどうもありがとうございました。
(堺市在住 Y.S 平成16年入門)




さてさて、最年少のお2人がステージで演奏されておられる間、
廊下では、少しだけお姉さんのお2人がスタンバイされていましたよ。

今年は、大人の方々と同じステージを踏まれるお嬢様たちでございます。


菊城正明作曲【野ばら】でございます♪

ステージに上がりますと、宗家先生がこのお2人のお嬢様をご紹介下さいました。
ちょっぴり緊張気味かしら?







続きましては、野村正峰作曲【美吉野】でございます。







さてここからは、今年職格者のお仲間入りをさせて頂くことになりました、3名の方の披露演奏が続きます。

初めに披露させて頂きます曲は、宮城道雄作曲【瀬音】でございます。
この曲は、「大正12年の夏に、群馬県利根川の辺にて得られた印象を曲にされたもので、
箏として出来得るだけの技巧を用いて、曲想を現はしたる難曲、秘曲である。」とされております。

悔いのないよう頑張って演奏します。




長年目標にしてきました教師のお免状を本年年頭行事にて拝受させて頂くことができ、
心引き締まる思いです。今まで頂いてきたお免状と異なり宗家先生にお許しを頂いて拝受できる
教師のお免状は、授与式での気持ちも格別でした。

昇格披露曲は、私が今まで耳にした筝曲の中で一番好きな曲であります「瀬音」を弾かせて頂き、
難曲の演奏をお許し頂けたことを思うたびに心がじんわり幸せになりました。
何度も合奏してくださった愛美先生、
またその手筈を整えて下さった宗家先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
本番は、技術不足ばかりか平常心で弾くことができず、結果としては満足のいく演奏はできません
でしたが、残りの人生をかけて、少しずつ完成度をあげていき、いつかまたどこかで披露に挑戦する
ことをこれからの目標の一つとすることを決意致しました。

演奏前、淀の会の皆様には温かいお言葉をかけて頂き、またお調絃係の先輩方には
練習や集中の時間を取って頂き、心理的にとても助かりました。ありがとうございました。
宴会では、尺八の先生方や宗家先生からも“演奏がよかった”とのお声をおかけ頂き、
終始和やかな雰囲気で、心の豊かでおられる人生や芸の先輩方の集まりの中に
身をおくことができている幸せを感じました。

これまで芸だけでなく礼儀作法など多くのご指導を頂き、熱心に育てて下さった
宗家先生、愛美先生に恩返しができるよう、職格者としての自覚を持って、
芸と心の研鑽をして参る所存でございますので、今後共よろしくお願い申し上げます。
(堺市在住 C.H 平成11年入門)


宗家先生も、ステージ袖で演奏を見守って下さいます。




続いての披露曲も、宮城道雄作曲【軒の雫】でございます。

「つくづくと 春のながめの寂しさは しのぶにつとふ 軒のたまみず
しのぶにつとふ 軒のたまみず」


今まで頑張って練習してまいりましたので、大丈夫です。






最後の昇格披露曲となりました曲は、柳内調風作曲【夢舞】でございます。

柳井調風先生の解説によりますと
「日本的旋律の中に漂う想念の世界を「舞」という視覚的行動の中に見出して、
より鋭い感性の発展をはかった曲である。」とかかれております。



この度、宗家先生より教師の資格を拝受させて頂き、誠にありがとうございました。

いつかはお教室を持ちたいと願い、「教師」という資格を目指し、
これまで愛美先生のもとで一生懸命お稽古に励んでまいりました。
その間、結婚・妊娠・出産と人生の節目節目を迎え、少しお稽古から遠のいてしまった時期もございましたが、
ずっと温かく見守ってくださり、ご熱心にご指導を続けてくださいました。
こうしてこの日を迎えられたのも、宗家先生、愛美先生のおかげでございまし
て、感謝の気持ちで一杯でございます。

この度の披露曲「夢舞」は、前回の定期演奏会で愛美先生の師範披露曲でありました。
愛美先生と野村峰山先生の演奏はとても素晴らしく、なんて素敵な曲だろうと、
とても感動したことを覚えております。
そしていつかは私もあんな風に演奏したいと、ずっと心に温めておりました。
教師の資格を頂くにあたり、披露するにはこの曲しかないと愛美先生にご相談し、
了解を得られました時にはとても嬉しく、また今まで以上に頑張らないとという気持ちになりました。
そんな折、妊娠が分かり、思うように大阪にもなかなか出てこれませず、愛美先生、
そしてお相手下さる尺八の先生には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
宗家先生、愛美先生、そして淀の会の皆様には色々とご配慮頂き、
温かく迎えて下さり、本当に有難うございました。

当日の演奏では、緊張いたしましたが、“間違うことを恐れず、堂々と、のびのび演奏できる”ように心がけました。
間違ったところはありましたが、お竹を聴きながら、今までの中で一番のびのびと楽しく演奏できたように思います。
お力添えを頂きました尺八の先生には、心から御礼申し上げます。
また本来ならば、自分のお箏を用意しなければいけないところを、
愛美先生には大事なお箏を快くお貸し下さいまして有難うございました。

宗家先生のお言葉にもございましたように、将来に向け自分なりの灯りをともして、
まずは淀の会滋賀支部を盛り上げ、愛美先生にとって頼れる右腕になれるように努力して参りたいと思います。

まだまだ未熟ではございますが、淀の会の職格者の一員としての自覚を持ち、
これからも精進してまいりますので、今後ともご指導の程、よろしくお願い致します。
(滋賀県東近江市在住 Y.Y. 平成12年入門)



会場のお客様も、披露曲に聴き入って下さいます。


以上3名の方が、平成24年晴れて教師のお仲間入りをさせて頂くことが出来ました。
本当におめでとうございました。



本日のお弾き初め、残り2曲となりました。
華やかに進めてまいりましょう。




続いては、森岡章編曲【山里の春】でございます。









そしていよいよ終曲となります。
曲は、宮城道雄編曲の【編曲八千代獅子】でございます。





無事に何事もなく、予定のお時間通りに進行させて頂くことが出来ました。
お来場下さいましたお客様方におかれましては、長時間にわたりまして、
私たちの拙い演奏をお聴き下さいましたこと、心より御礼を申し上げます。



演奏が全て終了致しましたら、皆さんで早急にお片付けでございます。



最後に、本日参加されました愛美社中の皆さん、そして島橋社中の皆さんで、
それぞれお写真を写しました。







本日はお寒い中を、私たちの新春お弾き初め会にお運び下さいまして、
また最後まで演奏をお聴き下さいましたことに、心より厚く御礼を申し上げます。
今年も会員一同、仲良く力を合わせて頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

お弾き初め会の模様は、次のページへ。




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